機種別コンテンツ宣言。

しらぎくモバイルシステムには、機種別コンテンツ宣言機能があります。

これは、例えば非HTML端末(WAP 1.0やH"リンク)では適切に変換出来ない、或いは利用出来ないコンテンツを削除したり、逆に代わりのコンテンツを追加したりする事が出来る機能です。

実際にはHTMLでのコメント宣言で実現します。

機種別コンテンツ宣言・目次。

<!-- dev -->宣言…特定のキャリアでのみ/特定のキャリア以外で有効なコンテンツ。(平成18年10月 9日)

第4.252版(平成18年10月 9日)以降では、

において、これらの一部のみ有効なコンテンツ、またはこれらの一部では適用しないコンテンツを指定する事が出来ます。

特定のキャリアで非表示にする場合(排除)。

この場合、特定のキャリアでは非表示にしたいコンテンツに対して、以下のように記述します。

<!-- dev - キャリア名 -->
    (非表示にしたいコンテンツ)
    <!-- /dev -->

特定のキャリアでのみ表示する場合(限定扱)。

この場合、特定のキャリアでのみ表示したいコンテンツに対して、以下のように記述します。

<!-- dev キャリア名 -->
    (表示を制限したいコンテンツ)
    <!-- /dev -->

キャリア排除/限定扱に用いるキャリア名。(平成19年 3月23日)

以下のキャリア名を指定する事で制限を掛ける事が出来ます。

imode
iモード
jphone
ソフトバンク在来機
wap
WAP 1.0/2.0
wap1
WAP 1.0
wap1bw
WAP 1.0 白黒専用機(平成19年 3月23日)
wap1c
WAP 1.0 カラー専用機(平成19年 3月23日)
wap2
WAP 2.0 (KDDI及びソフトバンク第三世代)
au
KDDIのWAP 2.0
softbank
ソフトバンク第三世代
vodafone
ソフトバンク第三世代(非推奨)
hlink
H"リンク
lmode
Lモード
airh
エアーエッジフォン(コンパクトHTML専用端末及びフルブラウザ端末の区別はしません)

<!-- dev -->宣言の入れ子。

<!-- dev -->宣言を入れ子にする事も出来ます。

例えば以下のように記述した場合、

<!-- dev - wap1 hlink -->
    (コンテンツ 1)
    <!-- dev imode -->
        (コンテンツ 2)
            <!-- /dev -->
    <!-- /dev -->

以下のように扱われます。

尚、<!-- dev -->宣言で非表示にした場合、その中に<!-- dev -->宣言を入れて表示指定にしても表示される事はありません。

<!-- dev >宣言の拡張。(平成19年 3月23日)

第4.300-3版(平成19年 3月23日)以降から、<!-- dev >宣言に新たな書式が利用出来るようになりました。

<!-- dev >宣言で幾つもの機種別のコンテンツを記述した場合、HTML文書としておかしくなる場合があります(例えば開始タグまたは終了タグのどちらか片方のみを含む<!-- dev >宣言を用いた場合など)。

このような場合にローカルでの確認が難しくなるため、新たな拡張構文をご用意しました。

書式は、以下のようになります。

<!-- dev (キャリア名など) / (コンテンツ) -->

排除を表す-及びキャリア名を適宜列挙した後に/を記述すると、それ以降-->までに書かれたコンテンツは以下のように扱われます。

キャリア名などに「-」が含まれている場合
キャリア名に含まれている機種以外でアクセスした場合のみ反映されます。
キャリア名などに「-」が含まれていない場合
キャリア名に含まれている機種でアクセスした場合のみ反映されます。

コンテンツには、--(半角ハイフン二個)が含まれない限り、改行や「>」などのどんな文字も許されます。

この書式を利用する事で、特定端末向けの記述を、ローカルではコメントアウトされたものとして取扱う事が出来るようになります。

例えば以下のように記述した場合、

<!-- dev - imode jphone / (コンテンツ) -->

以下のように扱われます。

単純なコンテンツ振分け。

以下の振分け宣言は、第3.766版(平成18年 6月 8日)以前から実装されているものですが、第3.766版(平成18年 6月 8日)以降も引続きサポートしております。

<!-- ionly -->宣言…iモードやWAP 2.0でのみ有効なコンテンツ。

<!-- ionly -->宣言宣言は、iモードやWAP 2.0でのみ有効なコンテンツを記述するのに用います。

ソフトバンクなどの対象外端末ではこの宣言内の記述は全て出力されません。

具体的な書式は以下の通りになります。

<!-- ionly -->
    (iモードやWAP 2.0でのみ有効なコンテンツ)
    <!-- /ionly -->

<!-- jonly -->宣言…ソフトバンクでのみ有効なコンテンツ。

<!-- jonly -->宣言宣言は、ソフトバンクでのみ有効なコンテンツを記述するのに用います。

ソフトバンク以外ではこの宣言内の記述は一切出力されません。

具体的な書式は以下の通りになります。

<!-- jonly (ソフトバンクでのみ有効なコンテンツ) -->

<!-- noj -->宣言…ソフトバンク以外で有効なコンテンツ。

<!-- noj -->宣言宣言は、ソフトバンク以外で有効なコンテンツを記述するのに用います。

ソフトバンクではこの宣言内の記述は一切出力されません。

具体的な書式は以下の通りになります。

<!-- noj -->
    (ソフトバンクでは出力させたくないコンテンツ)
    <!-- /noj -->

<!-- honly -->宣言…H"リンクでのみ有効なコンテンツ。

<!-- honly -->宣言宣言は、H"リンクでのみ有効なコンテンツを記述するのに用います。

H"リンク以外ではこの宣言内の記述は一切出力されません。

具体的な書式は以下の通りになります。

<!-- honly (H"リンクでのみ有効なコンテンツ) -->

<!-- noh -->宣言…H"リンク以外で有効なコンテンツ。

<!-- noh -->宣言宣言は、H"リンク以外で有効なコンテンツを記述するのに用います。

H"リンクではこの宣言内の記述は一切出力されません。

具体的な書式は以下の通りになります。

<!-- noh -->
    (H"リンクでは出力させたくないコンテンツ)
    <!-- /noh -->

<!-- htmlonly -->宣言…HTML/XHTML端末でのみ有効なコンテンツ。

<!-- htmlonly -->宣言宣言は、HTML/XHTML端末(iモード, ソフトバンク及びWAP 2.0)でのみ有効なコンテンツを記述するのに用います。

WAP 1.0やH"リンクではこの宣言内の記述は一切出力されません。

具体的な書式は以下の通りになります。

<!-- htmlonly -->
    (HTML/XHTML端末でのみ有効なコンテンツ)
    <!-- /htmlonly -->

<!-- nohtml -->宣言…HTML/XHTML端末以外で有効なコンテンツ。

<!-- nohtml -->宣言宣言は、HTML/XHTML端末以外の端末(WAP 1.0やH"リンク)で有効なコンテンツを記述するのに用います。

iモード, ソフトバンク及びWAP 2.0ではこの宣言内の記述は一切出力されません。

具体的な書式は以下の通りになります。

<!-- nohtml (HTML/XHTML端末以外でのみ有効なコンテンツ) -->

<!-- nocss -->宣言…WAP 2.0端末で外部CSSをリンクしないページ。

WAP 2.0端末で外部CSSをリンクしないページにしたい場合は、この宣言をHTML文書内に記述します。

この宣言が記述された場合、iモードやソフトバンク在来機のように、設定スクリプト「KConfig.pl」設定された表示色及びHTML文書中の物理要素・属性で設定された表示色が適用されます。

<!-- noflash -->宣言…フラッシュ非対応環境向けの代替コンテンツ。(平成19年 2月22日 更新)

旧型端末など、フラッシュが表示出来ない環境向けに作成した代替HTMLコンテンツに記述する事で、対応している環境がアクセスした場合には指定したURIにリダイレクトします。

基本的な<!-- noflash -->宣言の書式。(平成19年 2月19日)

<!-- noflash -->宣言の基本的な書式は以下のようになります。

この書式で記述した場合、PCでは画面全体にフラッシュが表示されるようになります。

<!-- noflash フラッシュ対応環境向けのフラッシュコンテンツへのURI -->

拡張された<!-- noflash -->宣言の書式。(平成19年 2月22日)

<!-- noflash -->宣言には、PCで閲覧した場合のフラッシュの解像度を指定出来る書式もあります。

<!-- noflash フラッシュ対応環境向けのフラッシュコンテンツへのURI#x高さ -->

URIの末尾に「#」に続いて

  1. 十進数で表示させたいフラッシュの横幅ピクセル数
  2. x
  3. 十進数で表示させたいフラッシュの高さのピクセル数

の順に記述します。

旧型機画像非表示モードの切替宣言。(平成19年 3月19日)

<!-- forceexternalimg -->宣言…旧型機画像非表示モードの指定。

<!-- forceexternalimg -->を記述すると、以後旧型機画像非表示モードに入り、旧型機では画像の代わりに当該画像へのリンクが表示されるリンクモードになります。

<!-- noexternalimg -->宣言…強制画像モード。

旧型機画像非表示モードとなっているコンテンツに<!-- noexternalimg -->を記述すると、以後強制画像モードになり、旧型機でも画像が表示されるようになります。

<!-- externalimg -->宣言…強制画像モードの解除。

旧型機画像非表示モードとなっているコンテンツに記述した<!-- noexternalimg -->宣言を取り消すためのものです。

記述すると以後リンクモードに戻り、旧型機では画像はリンクに置き換えられます。

<!-- noimgmode -->宣言〜<!-- /noimgmode -->宣言…テキストモード。

旧型機画像非表示モードでは<!-- noimgmode --><!-- /noimgmode -->の間はテキストモードとなり、この間は画像はテキストのみに置き換えられ、リンクは生成されなくなります。



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