WAP 2.0及びPCではCSSを利用したデザインも可能です。この場合はCSSでのプロパティシートを活用するため、定義スクリプトでのスタイル定義は一切無効となります。
この場合、PC専用のプロパティシートを以下の手順で作成して下さい。
background」で始まるプロパティ値を全部「div.B」セレクタの値として定義します。以下に一例を挙げておきます。
@import "WAP 2,0向けプロパティシートへのURL";div.B {background-color:背景色; }
設定において、PC向けCSSリンクに、こうして作ったPC向けCSSプロパティシートをリンクする<link>要素を定義しておきます。
以下に一例を挙げておきます。
$css='<link rel="stylesheet" type="text/css" href="PC向けプロパティシートのURL" media="screen, projection ">';
screen」「projection」の二つを入れておいて下さい。そうでないと、オペラのフルスクリーンモードでスタイルが機能しなくなります。WAP 2.0向けCSSは、PC向けのCSSと異なる点があります。以下の点に注意してデザインして下さい。
要素名[属性名]等)、隣接セレクタ(セレクタA+セレクタB)が使えない仕様になっております。携帯電話向けCSSでは、以下のプロパティが省略されており、使えません。
実装の問題ですが、携帯電話のブラウザには、現在のところ以下のような不具合が見られます。
%」単位…「em」単位は後述の理由から使わないようにして下さい)で値を与えても、大きさは揃いません。em」を使わないで下さい。インターネットエクスプローラで表示がおかしくなる事があります。当システムでは、「m----」で始まるクラス名(例:「m----center」)と「B」クラスを予約しております。
実際に利用している名前とCSSプロパティ定義が衝突した場合、プロパティがモバイルシステムが書出す<style>要素によって上書きされますので、ご注意下さい。