スクリプトの設定 3。

設定スクリプト「KConfig.pl」での設定 3。

パスワード認証を用いる場合の設定。

パスワード認証によるアクセス制限を掛けたい方は、以下の変数を設定して下さい。

$password…パスワード。

半角で四文字以上のパスワードを指定して下さい。

$password_istyle…パスワード入力欄のistyle属性値。

パスワード入力欄において、istyle属性を指定したい場合はこの変数に属性値を入れて下さい。

$password_hint…パスワードのヒント。

パスワードについて、ヒントを出しておきたい方はここに記述します。

ここで記述された文字列は、認証入力画面でヒントとして表示されます。

パスワード認証機能を用いる場合の注意事項。

その他の設定。

以下は、特に必要でない方は設定される必要はございません。

エクストラパス利用設定。

サーヴァがエクストラパスを利用できる設定になっている場合は、以下の変数を変更する事で携帯端末以外ではエクストラパスによるアドレス指定になります。

$extraPath

エクストラパスとは、CGIのアドレスの直後にパスの形で指定された引数の事です。

エクストラパスによるアドレス指定
http://www.xxx.yyy/cgi-bin/K.cgi/Dir1/Dir2/File1
クエリによるアドレス指定
http://www.xxx.yyy/cgi-bin/K.cgi?a=Dir1%2fDir2%2fFile1

エクストラパスを利用すると、検索エンジンはより積極的にクロールするようになります。

これは、クエリを用いたURLの場合、サーヴァに負荷が掛かるCGIと判断されて、検索エンジン側がクロールを制限してしまうからです。

但し、エクストラパスは対応していないサーヴァでは利用できません

エクストラパス利用に設定してみて、その途端に正常に動作しなくなった場合はエクストラパスの利用は出来ませんので元に戻すようにして下さい。

サーヴァ移転で用いる仮アドレスに関する設定。

サーヴァを移転した場合に、正規ドメインのDNS情報が浸透するまでの間、仮URL(サーヴァが用意しているURL)を利用することがありますが、正規ドメインのDNSデータ浸透後には仮URLは不要になります。

この為、正規ドメインが開通した後も仮URLでアクセスしてきた方を正規ドメインでのURLにリダイレクトします。

$temp_domain

仮URLに用いているドメインを「'」で挟んで入れます。

実際の使い方はこうなるでしょう。

  1. サーヴァを移転する場合に、$this_addrに仮URLでのアドレスを記述し、$temp_domainには仮URLのドメイン部分のみを記述して、新サーヴァに設置します。
  2. 移転手続きを済ませて、正規ドメインの新サーヴァに関するDNS情報が浸透したと判断された際に、$this_addrを正規ドメインのURLに変更する事で、以後は仮URLでのアクセスは全て正規URLに転送されることになります。

サーヴァが持つ別名ドメインでのアクセス制限。

サーヴァによっては、ドメインが複数割当てられるものもあります。

この場合、どれか一つのドメインでのアクセスを禁止する事が出来ます。

$forbidden_domain

アクセスに使われたくないドメインを「'」で挟んで入れます。

ここで指定されたドメインでアクセスされた場合、404エラー(Not Found.)が発行されます。

特定URL以外からのアクセス制限。

PCからのアクセスの場合、しらぎくモバイルシステム自身及び特定のURL以外からのアクセスを拒否する事が出来ます。

$allowed_referrer

リンクを受容れるURLの一部文字列を「'」で挟んで入れます。

ここで指定された文字列を含まないURLからリンクされた場合、404エラー(Forbidden by MargueriteMobile System.)が発行されます(しらぎくモバイルシステム自身からのアクセスを除きます)。

複数のURLを許可したい場合は「|」で区切って入れて下さい(例:$allowed_referrer='http://www.hoge.ne.jp/~userID/|fiction.ne.jp/uso800/cgi-bin';)。

また、URLの手入力によるアクセスを許可したい場合はURLとして「*」一文字を指定して下さい(例:$allowed_referrer='www.hoge.ne.jp/~userID/|*';)。

サイト内で保持すべきクエリ名の設定。

例えば、アフィリエイトサイトなどに利用する場合、どの提携先が撰ばれたかなどといった情報を保持する必要があります。

これらのサイト内で保持すべき情報をクエリで扱えるようにしております。

$usedQuery

サイト内で保持したいクエリを空白で区切って並べ、「"」で挟みます。

ここで指定されたクエリは、しらぎくモバイルシステム管理下のページ内では失われなくなります。

但し、システムで予約しているクエリ名を用いた場合、システムでの値に強制変換されますのでご注意下さい。

サイト内で指定したクエリの値を強制的に上書きする事も出来ます。<a>要素のhref属性値に変更したいクエリ名と上書きする値を指定します。

尚、クエリが長くなり過ぎると(512バイト(H"リンクでは255バイト)を超えた場合)、後ろの超過分のクエリデータが損なわれる恐れがありますのでご注意下さい。

参考。

PCサイトではこのような目的にはクッキーを利用しますが、iモード, Lモード, ソフトバンク非パケット機及びH"リンクなどではクッキーを利用する事が出来ません。

また、WAP端末でも一部でクッキーの保持に不具合がある事が知られております。

このため、クエリで値を保持する必要があります。

$noNameQuery…サイト内で名前の無いクエリを保持するかどうか。

サイト内で名前の無いクエリ、すなわち、

と言う形のクエリを内部で保持したい場合は、この変数を1にして下さい。

1にした場合、内部でこの形のクエリを保持するようになります。

キャッシュ機能の設定。(平成18年 1月22日 修正)

第3.710版(平成17年12月15日)以降では、コンテンツを変換したものをキャッシュする機能が導入されました。

この機能を利用するには、予め必要なディレクトリを設置して、以下の変数にて当該ディレクトリを指定します。

いずれも、CGI設置ディレクトリからの相対パスを指定します。

ご注意。

簡易実機判別機能の設定。(平成18年 9月15日)

第4.250版(平成18年 9月15日)以降では、簡易実機判別機能が導入されました。

この機能を利用するには、以下の設定を行って下さい。


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