href属性で示されるURIに関しては、以下のものが扱えます。
http://
, https://
及びftp://
スキーム名で始まる一般のURLが使えます。
https://
及びftp://
スキーム名で始まるURLをhref属性値に用いた<a>要素は無視します。URLの後ろに「?
」を付けてクエリを記述出来ます。
クエリの区切り記号には「&」または「;」が使えます。
但し、外部サイトに対しては常に「&」で区切られたクエリが出力されます。
クエリの名前及び値に「&」「;」または「=」を含む場合は必ずURLエンコードを掛けて下さい。
「&」「;」または「=」を一切含まない場合はURLエンコードを掛けていない場合でも、自動的に判断してエンコード出来ます。
<a>要素でサイト内部の画像にリンクした場合、title属性でリンク先の画像表示画面に表題を付ける事が出来ます。
URLの後ろに「#
」に続けてフラグメントを記述する事が出来ます。
href属性値として、mailto:
スキーム名で始まるメールアドレスを用いる場合、以下のようになります。
<a href="mail@xxx.xxx?subject=メール例&body=本文">メール</a>
subjectクエリ及びbodyクエリの値は、「&」または「=」を含む場合は必ずURLエンコードを掛けて下さい。
その他の場合はURLエンコードを掛けているかどうかを判断して、掛けられていないと判断した場合は自動的に適宜URLエンコードを施します。
href属性値として、tel:
スキーム名に続けた電話番号を指定する事が出来ます。
wtai://wp/mc;
スキーム名はサポートしておりません。但し、WAP端末(ソフトバンク第三世代端末を除く)ではwtai://wp/mc;
スキーム名で始まるURIに変換されます。href属性値として、tel-av:
スキーム名またはvtel:
スキーム名で始まるテレヴィ電話の電話番号を指定する事が出来ます。
tel-av:
スキーム名はエヌ・ティ・ティ・ドコモ、vtel:
スキーム名はソフトバンクが定めたものです。尚、WAP 1.0, WAP 2.0(ソフトバンク第三世代機を除く)及びH"リンクでは、テレヴィ電話は音声電話と見なします。
インタラクティヴ表示のフラッシュへのリンクは、必ずiswf属性で指定して下さい。
その場合、iswf属性値には表示させたいフラッシュを埋め込む<object>要素に附与したid属性値の前に「#
」を付けた文字列となります。
ソフトバンク在来機では、英数字以外の文字は全て削除されます。
<a id="POS-1">
要素は<a id="POS1">
要素と見なされます。WAP 1.0及びH"リンクでは、コンテンツはname属性またはid属性を境に切片に分割されます。
このため、前後のコンテンツ切片への移動のためのアンカーが自動的に追加されます。
WAP 1.0及びH"リンクでは、同じ切片内の移動は出来ない場合があります。すなわち、<a name="#XXX">
要素で分割された切片内の<a href="#XXX">
要素での移動は出来ない場合があります。
ソフトバンク在来機には以下の制限があります。
rel="external"
属性。<a>要素にrel="external"
属性を入れた場合、
rel="desconnect"
属性。<a>要素にrel="desconnect"
属性を入れた場合、H"リンクではhref属性が無視されて回線切断へのアンカーとなります。
基本的に以下の属性を認識します。
必須属性です。書かれていない場合は、空文字列を属性値として自動的に補います。
尚、H"リンクでサイト外の画像の場合はこの値を代替コンテンツとして表示します。
left
または right
で左右の配置top
, middle
, center
またはbottom
で上下方向の配置none
で画像の前後で改行するように設定している場合の前後改行の取消し。をぞれぞれ指定します。
middle
と center
は同義です。以下の点にご注意下さい。
$imageInline
をゼロ値に設定している(=画像の前後で改行するように設定している)場合でも、align属性を与えるとその画像の前後で改行が行われなくなります。尚、適切なalign属性値が無い場合は値として「none
」を指定すれば、前後での改行を行わなくなります。尚、align属性の左右への配置効果は、後続の<br>要素にclear属性を付ける事で解除出来ます。
display: block; clear:
○○;
」)。EZウェブ向け絵文字を利用する場合、この属性の値として絵文字番号を指定します。
設定スクリプト「KConfig.pl」内の$imageInline
を非ゼロ値に設定してない場合は、<img>要素の前後で改行されます。
設定スクリプト「KConfig.pl」内の$imageInline
を非ゼロ値に設定した場合は、H"リンク以外では<img>要素の前後で改行しません。
アニメーションGIFは、iモード以外の一部端末及びiモードでも白黒専用機では第一コマ目のみの静止画に変換されます。
H"リンクでは端末の制限からpostメソッドが使えないため、強制的にgetメソッドに変換されます。
また、H"リンクではフォーム機能をWMLでの等価要素を組合わせて実現するため、以下のように前変換されます。
<input type="submit">
及び<input type="reset">
要素は、一つのみフォームの末尾に反映されます。また、これらの要素はクエリとして送信されません。<input type="radio">
要素については、同じname属性のものを一纏めにして<select>要素に変換されます。<input type="checkbox">
要素については、「はい」「いいえ」を選択する<select>要素に変換されます。<input type="radio">
要素及び<input type="checkbox">
要素については、当該要素の直後の文字列が当該要素直前に移されます。<input type="password">
要素は、端末の制限から<input type="input">
要素と同一視します(入力中伏せ字にならない)。加えて、大き過ぎるフォーム(<form>要素の内容が1200バイトを越えた場合)は表示出来ない場合があります。
また、フォームの処理中にデータが大きくなりすぎた場合、途中からデータが切り落とされる場合もあります。
WAP 1.0ではフォーム機能をWMLでの等価要素を組合わせて実現するため、以下のように前変換されます。
<input type="submit">
及び<input type="reset">
要素は、一つのみ端末のソフトキーに反映されます。また、これらの要素はクエリとして送信されません。<input type="radio">
要素については、同じname属性のものを一纏めにして<select>要素に変換されます。<input type="checkbox">
要素については、「はい」「いいえ」を選択する<select>要素に変換されます。また「いいえ」を選択した場合にも空のクエリが送信されます。<input type="radio">
要素及び<input type="checkbox">
要素については、当該要素の直後の文字列が当該要素直前に移されます。また、特に白黒専用機では、大き過ぎるフォーム(<form>要素の内容が1200バイトを越えた場合)は表示出来ない場合があります。
action属性値は、<a>要素などと同様に文書設置ディレクトリ基準の相対パスと見なしますが、変換スクリプトへのURLには変換されません(第3.517版(平成17年10月13日)以降)。
ソフトバンクの初期の非パケット機(ステーション非対応機)では、postメソッドが使えないため、強制的にgetメソッドに変換されます。
ソフトバンクの非パケット機では、端末の仕様により以下の制約があります。
ソフトバンクの在来機(パケット機を含む)では、端末の仕様により以下の制約があります。
multiple属性は無効になります。
WAP 1.0では、selected属性のある<option>要素が一番初めに移動する場合があります。
WAP 1.0では、<input type="submit">
要素と<input type="reset">
要素はそれぞれ一つのみが意味を持ちます。
<input type="submit">
要素または<input type="reset">
要素が複数ある場合、二個目以降は無効となります。<input type="submit">
要素及び<input type="reset">
要素はWAP 1.0では端末の操作ボタンで実現します。
WAP 1.0/2.0ではistyle属性値の扱いに近い扱いをするように処理されます。
iモード, Lモード, エアーエッジフォン, WAP 1.0及びH"リンクでは、<table>要素は同等の情報を与える<dl>要素に変換されます。
この場合、bgcolor属性も当然無効となり、従ってテーブル内の<font>要素により文字が読めなくなる恐れがあります。
このため、テーブルをリストに変換する場合には、テーブル内の<font>要素も全て無効となります。
WAP 2.0端末で画面の幅を越えたテーブルがある場合、正しく表示出来ない場合があります(端末側の不具合です)。
全端末において、cellspacing属性, cellpadding属性及びbackground属性(背景画像)は使えません。
ソフトバンクの在来機において、以下の制限があります。
ソフトバンクの非パケット機では、<td>要素のcolspan属性及びrowspan属性は無効となります。
このため、内部処理で対応するセルに同一のコンテンツを並べる事で対処します。
ステーション非対応の非パケット機(初期の端末)ではbordercolor属性は使えません。
その他の端末では、<table>要素でのみ有効となります。
iモード, Lモード及びエアーエッジフォンでは常にnoshade属性が附与されているものとします。
ソフトバンクについては以下のようになります。
WAP 1.0では<hr>要素の属性は全て無効となります。
WAP 2.0では常にnoshade属性が附与されているものとします。また、color属性, align属性, size属性及びwidth属性は等価なCSSプロパティで実現します。
H"リンクでは、color属性のみ有効となります。