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.htaccessの記述。
しらぎく日本語URIを動作させるためには、サイト最上位のディレクトリ直下に .htaccess で設定する必要があります。
- 配布スクリプトにも .htaccess の記述見本「htaccess.txt」があります。
.htaccessの記述・目次。
.htaccessの記述例。
しらぎく日本語URIを動作させるためには、アパッチのモジュールの一つであるmod_rewriteを用いてURLの読替スクリプトを起動させるようにしなければなりません。
また、スクリプトがサーヴァサイドスクリプトとして動作するようにする必要もあります。
これらを考慮すると、以下のようになるでしょう。
- ここでは、スクリプトはCGIとして動作させるものとします。mod_perl上で動作させる場合にはそれ用の設定が必要です。
Options +ExecCGI
AddHandler cgi-script cgi
RewriteEngine on
RewriteCond %{REQUEST_URI} [\033\200-\377] [OR]
RewriteCond %{REQUEST_URI} \.html$ [OR]
RewriteCond %{REQUEST_URI} /$
RewriteRule (.*) /juri.cgi [NE,L]
.htaccessの記述内容の解説。
- 先ず、CGIが動作するようにしなければなりません(一行目)。
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また、拡張子「.cgi」で指定されたファイルがCGIとして実行するようにしなければなりません(二行目)。
- mod_perl上で動作させる場合には、この箇所でmod_perlの設定を記述する事となります。
-
この後、mod_rewriteを動作させるため、RewriteEngine on
を記述(三行目)、その後に実際の読替方法を指定します。
- ファイル名に日本語文字が含まれているか(四行目)、
- 拡張子が「.html」であるか(五行目。他の拡張子を必要とする場合には適宜追加します)、
- 或いはディレクトリ指定であれば(六行目)、
- 任意のリソースに対して、ルートディレクトリ上にあるスクリプト juri.cgi を開きます(七行目。実際には二行目でCGIとして動作する拡張子なのでスクリプトがCGIとして起動します)。
- 四行目の日本語文字が含まれているかどうかの判定は、十六進数で0x80-0xffに相当するオクテットか、エスケープコード(十六進数で0x1b)に相当するオクテットが含まれているか否かで判断しております。
.htaccessの設置場所についての注意。(平成19年 8月 9日)
しらぎく日本語URIを動作させる設定を記述した.htaccessは読替対象となる最上位ディレクトリかそれより上位のディレクトリに設置して下さい。
- 例えばルートディレクトリ直下から読み替えたい場合にはルートディレクトリに設置する.htaccessにてしらぎく日本語URIを動作させる設定を記述しなければなりません。
- しらぎく日本語URIを動作させる設定を記述した.htaccessが設置されているディレクトリより上位のディレクトリを読み替えようとしても正常には動作しません。
また、しらぎく日本語URIを動作させる設定を記述した.htaccessが設置されているディレクトリより下位のサブディレクトリに設置する.htaccessではmod_rewrite関連のディレクティヴは記述しないようにして下さい。
- サブディレクトリの.htaccessにmod_rewrite関連のディレクティヴを記述しなければならない場合には、その.htaccessにもしらぎく日本語URIを動作させるための記述を忘れずに行って下さい。
- 通常.htaccessでのディレクティヴの記述は下位ディレクトリでも有効となりますが、下位ディレクトリにmod_rewrite関連の記述がある場合、上位ディレクトリでのmod_rewrite関連の記述は全て無効となってしまいます。