掲示板スクリプト新しらぎく掲示板設置前の設定。

ここでは、新しらぎく掲示板設置前に最低行わなければならない設定について解説します。

画像投稿機能が不要な方へ。(平成19年 5月25日)

画像投稿機能が不要な方は、以下のスクリプトを削除してから設置する事も出来ます。

これらのスクリプトを除外する場合、該当するスクリプトに対しては以下の設定も不要になります。

掲示板スクリプト「nbbs.cgi」「nbbsI.cgi」の設定。(平成19年 8月15日)

Perlパスの設定。

各スクリプトの一行目の

#!/usr/local/bin/perl

を取引サーヴァの仕様に従って修正します。

システムパスの設定。(平成19年 8月15日)

第3.100版(平成19年 8月15日)以降、アパッチ, An HTTP及びIISなどでは環境変数からスクリプト設置パスを求められるようになったため設定が不要になりましたが、正常にスクリプトのパスが解決せずにエラーが出てしまう場合には、「nbbs.cgi」「nbbsI.cgi」の三行目の

の右辺を「nbbs.cgi」が収納されているディレクトリへの絶対パスに変更して下さい。

正常に動作している場合には設定は不要ですが、絶対パスを記述する事で環境変数からパスを求める手数を省く事も出来ます。

その他の設定。

運営者専用パスワード(必須)
$password4manager='';

の右辺の「''」内に半角英数字で10文字以上(長ければ長いほど良い)を指定しておいて下さい。

また、パスワードを別のテキストファイルに記述して、それを参照する事も出来ます。

その場合、$password4managerの値としては、>>>>に続いてスクリプト設置ディレクトリ基準の相対パスを指定します。

閲覧者用パスワード(必要な方だけ)
$password='';

の右辺の「''」内に半角英数字で5文字以上を指定しておいて下さい。

設定スクリプト「nbbsConfig.pl」の設定。(平成19年 5月22日)

CGIのアドレス(不要)
$this_addr='http://';

の右辺の「''」内に、掲示板スクリプト「nbbs.cgi」への絶対URLを指定します。

書き込みログファイル(必須)
$displayed_log='log/DISP_LOG.cgi';

について、特に必要な場合に限り、CGI設置ディレクトリからの相対パスを指定します。

削除ログファイル
$deleted_log='log/DELE_LOG.cgi';

削除記録を残さない場合は右辺を空文字列にします。

設定保存ファイル(必須)
$config_file='log/Config.cgi';

について、特に必要な場合に限り、CGI設置ディレクトリからの相対パスを指定します。

過去ログ保存ディレクトリ
$prevlog_dir='log/';

について、過去ログを保存しない場合は、空文字列にして下さい。

GZIPライブラリへのパス
$gzip = '/usr/bin/gzip';

について、PCで閲覧した際に画面に何も表示されない場合は、適切なパスに変更して下さい。

GZIPの利用が認められていない場合は、空文字列にして下さい。

画像投稿機能を利用する場合の設定。(平成19年 5月22日)

また、画像投稿機能を利用する場合には、以下の変数も設定して下さい。

PCでの画像投稿を可能にするための設定。(平成19年 5月25日)

$imgCGI

画像を利用する場合には $imgCGI=1; と記述します。

$netPBM_path

画像処理に NetPBM を利用する場合、NetPBM へのサーヴァ内の絶対パスを指定して下さい(例:$netPBM_path='/usr/bin/')。

尚、イメージマジックを利用出来る場合は、NetPBM へのパスを指定せずに空文字列にしておいて下さい。

携帯電話からの画像投稿を可能にするための設定。(平成19年 5月22日)

携帯電話からの画像投稿を可能にするには、PCからの画像投稿のための設定に加えて、以下の設定も必要になります。

$mailTo

携帯電話からの画像添付メールを受け取るための、メールアドレスを記述します。

このとき、利用するメールアカウントは、必ず画像メール受取り専用のものとして下さい。

$mailServer
携帯電話からの画像添付メールを受け取るためのPOP3サーヴァを指定します。
$mailAccount
携帯電話からの画像添付メールを受け取るためのPOP3サーヴァに知らせるメールアカウント名を指定します。
$mailPassword
携帯電話からの画像添付メールを受け取るためのPOP3サーヴァにログインするためのパスワードを記述します。

尚、これらの設定は外部に漏れるとリスクがありますので、別のテキストファイルに記述して、それを読み込んで扱う事も出来ます。

この場合、以下のようにします。

  1. テキストファイルに、メールアドレス, メールサーヴァ, アカウント名, 及びパスワードの順に改行・タブを含む一個以上の空白文字で区切って並べて記述します。
  2. $mailPasswordにCGI設置ディレクトリ基準での相対パスを「>>>>」に続けた記述した文字列を入れます。
  3. その他の三つの変数は空白文字とします。

このとき、テキストファイルは外部からHTTPでアクセス出来ないディレクトリに設置する事を推奨します。

この他の設定。

この他の設定は、設置後に管理画面設定変更画面で行えます。

旧式『しらぎく掲示板』から引継ぐ場合。

旧作での以下の「init.pl」内の変数への右辺値を、そのまま「nbbsConfig.pl」内の同名の変数の右辺値に書き写して下さい。

変更・廃止された変数。

旧『しらぎく掲示板』での以下の変数は廃止されました。

$bbs_addr
「nbbsConfig.pl」内の$this_addrに変更されました。
$template4PC
テンプレートHTMLファイルはCGI設置ディレクトリ直下の「temp.html」に固定され、変更出来なくなりました
$css4wap2
WAP 2.0向けCSSプロパティシートは、管理画面設定変更画面で改めてご指定下さい。
$css4pc
WAP 2.0での表示をPCでエミュレートするプロパティシートは、スクリプトが自動生成します。
$header4Manager
管理画面のHTML文書も、テンプレートHTML文書の<body>要素を書き換える事で実現します。つまり、管理画面のHTML文書のヘッダはテンプレートHTML文書のものをそのまま使う事になります。
$password4Certify
「nbbs.cgi」の$passwordに変更されました。
$password2
不要になりました。

設定ファイルの内容は、一部を除いて自動的に引継がれます。



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