しらぎくモバイルシステムと平成16年 6月19日まで公開していた『しらぎくモバイルコンヴァータ』との相違点及び変更点をご案内します。
従来、端末に応じて予め用意していた画像から選択していましたが、新機能の画像変換機能によりGIF画像を適切な形式に変換する事で対応出来るようになりました。
これにより、GIF画像だけをご用意すれば良い事となりました。
但し、従来必須だったPNG画像もご用意されていれば利用します。
尚、従来利用していたBMP画像(カラー・白黒とも)及び白黒GIF画像は利用しなくなりました。
仮にご用意されていても一切利用されません。
これは、BMP画像及び白黒GIF画像限定の端末は限られているため、サーヴァ変換で充分と判断した事によります。
QVGA対応の大判画像については、従来通り用意されている場合にそちらを選択する仕様になっております。
尚、QVGA向けの画像が無い場合には、標準サイズの画像を拡大して配信します。
尚、JPEG画像につきましても、端末に合わせて適切な処理が出来るようにしております。
従来はページ内に終点アンカー(<a name="…">要素)がある場合、そこを境にファイル分割を行っておりました。
しらぎくモバイルシステムでは、HTML/XHTML環境に対しては終点アンカーでのファイル分割は行わない仕様になっております。
すなわち、HTML/XHTML環境ではページ内のアンカーによる移動が可能になりました。
尚、非HTML環境(EZウェブWAP 1.0及びH"リンク)では引続き終点アンカーでファイル分割を行っております。
HTMLの本文が約4.8キロバイトを越えている場合、エラーと見做し、エラー画面を出力します。
従来は約2キロバイト毎にファイル分割を行っておりましたが、しらぎくモバイルシステムではHTML/XHTML環境でのファイル分割は一切行いません。
PC向けコンテンツを無理矢理携帯端末で閲覧させる意味は余り無いと思われます。
実験的に導入していましたが、廃止しました。
従来はPNG画像のみをCGIと同一サーヴァに設置する事が求められておりましたが、現在ではGIF画像を同一サーヴァに設置しなければなりません。
また、これにより、設定ファイル「Kconfig.pl」でも新たにGIF画像設置ディレクトリの相対パスを指定する必要があります。
WAP 2.0及びPC向けにCSSを利用する場合は、以下のクラス名を用いないようにして下さい。
PC向けに配信する際に、コンテンツの表示色などを指定するのに用います。
WAP 2.0向けのプロパティシートをPCでも使い廻す場合は、PC向けプロパティシートは以下のようにして下さい。
@import "
WAP 2,0向けプロパティシートへのURL"; div.B { background-color:
背景色; }
「m----」で始まるクラス名は、システム予約しております。
出力されるXHTML文書内の<style>要素で上書きされる事となっております。
「Kconv」で始まるスクリプトと「K-certify.pl」は、全て廃止されました。
従いまして、実際に『しらぎくモバイルコンヴァータ』から移行される場合は、「KConfig.pl」「K.cgi」を除く全てのスクリプトを差替えなければなりません。