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イメージマジックまたはNetPBM利用環境での画像処理

イメージマジックまたはNetPBM利用環境での画像処理。

しらぎくモバイルシステムに搭載されている画像変換機能のうち、特にイメージマジックまたはNetPBMが利用出来る環境での画像処理機能について解説します。

イメージマジックとPerlMagickが実装されている環境では自動的にこちらの処理方法が選択されます。

NetPBMを利用する場合は、モジュール「IPC::Run.pm」と設定が必要です。

目次。

GIF画像及びPNG画像の処理方法。

しらぎくモバイルシステムでイメージマジックかNetPBMを利用する場合、GIF画像及びPNG画像に関しては、以下のように処理されます。

まず、実際に処理する画像に対応している端末(GIF画像ならカラーのGIF画像に対応している端末)で、端末の表示能力を超えない解像度と判断される場合は、そのまま配信します。
続いて、画像解像度が端末の表示能力を越える場合は、縮小処理を行います。
その結果、JPEG画像対応環境では縮小された場合に限りJPEG画像で配信します。
JPEG画像に対応していない場合、
- カラー対応端末では縮小処理を行った場合に限り27色以内に減色します。
- 白黒専用端末では、常に二色に減色します。
このようにして変換したものを、端末の表示可能な形式に変換して配信します。

尚、優先順位は
1. GIF画像
2. PNG画像
3. ビットマップ
となります。

ソフトバンク在来機での措置。

ソフトバンク在来機では、画像URLの末尾がJPEG画像なら「.jpg」などに、PNG画像なら「.png」にしないと表示されません。

このため、しらぎくモバイルシステムでソフトバンク在来機向けにGIF画像またはPNG画像を扱う場合、F画像を変換する画像処理スクリプトのURLの末尾に「.png」が付けられます。

この場合、縮小処理を行った画像をJPEG画像で配信しても、上記の制限によりそのままでは表示されません。

そこで、縮小処理を行った場合は末尾を「.jpg」に書き換えた画像処理スクリプトのURLにリダイレクトします。

こうする事で、縮小した画像をJPEG画像で配信する事が可能になります。
尚、減色してPNG画像で配信しても良いのですが、減色PNG画像よりJPEG画像の方が色の表現力が良いので、このようにしました(減色しないPNG画像はファイルサイズの問題があるため利用出来ません)。

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JPEG画像の処理方法。

しらぎくモバイルシステムでイメージマジックかNetPBMを利用する場合、JPEG画像に関しては、以下のように処理されます。

まず、JPEG画像対応端末で、端末の表示能力を超えない解像度と判断され、且つベースライン方式となっている場合は、そのまま配信します。
- プログレッシヴ方式などは、一部端末で表示出来ないため、そのまま配信しません。
続いて、画像解像度が端末の表示能力を越える場合は、縮小処理を行います。
その結果、JPEG画像対応環境では縮小された場合に限りJPEG画像で配信します。
JPEG画像に対応していない場合、
- カラー対応端末では27色以内に減色します。
- 白黒専用端末では、常に二色に減色します。
このようにして変換したものを、端末の表示可能な形式に変換して配信します。

尚、優先順位は
1. GIF画像
2. PNG画像
3. ビットマップ
となります。

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