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安易RSS生成スクリプト。
- 平成18年10月 8日 開設
- 平成18年10月 9日 修正
安易RSS生成スクリプト・目次。
安易RSS生成スクリプトについて。
安易RSS生成スクリプトは、主にウィンドウズ環境で、ローカルにあるウェブコンテンツの更新状況をRSS 1.0にて生成する Perl スクリプトです。
安易RSS生成スクリプトをご利用の際には、以下のいずれかの条件を満たしている必要があります。
- 本スクリプトに関して、改造・再配布は自由とします。制作者はこのスクリプトに関して、著作権は一切主張しません。
- 本スクリプトをご利用になった結果に関しては、改造の有無を問わず一切免責とさせて頂きます。
このスクリプトは制作者が『しらぎくさいと』の更新作業で実際に利用しているものを、配布に堪えられるように改修して公開しているものです。
安易RSS生成スクリプトの特徴。
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ウィンドウズで静的(スタティック)なウェブコンテンツを作成する方が、サイトの更新状況をRSS 1.0で公開するのに利用出来ます。
- 他OSでも、ディレクトリ一覧などからPerlスクリプトが起動出来る環境であれば動作するでしょう。
- スクリプトを改造すれば、RSS 0.9x/2.xやアトムを生成させる事も可能でしょう。
- 使い方はチェックしたいフォルダにスクリプトをコピーして起動するだけです。サブフォルダ内のHTML文書も全て更新状況を調査します。
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尚、単純なファイル更新状況だけをチェックするのでは、更新と言えないような修正を行っただけでRSSに反映してしまいます。
このため、HTML文書に、名目上の更新時刻を<meta>要素で記録するスクリプトも用意しました。
このスクリプトを通す事で、当該<meta>要素タグを除去しない限り、いくら修正してもRSSには反映されないようになります。
- 逆に、RSSに反映させたい更新を行いたい場合は、更新の際に当該<meta>要素タグを除去します。
安易RSS生成スクリプトの制限。
安易RSS生成スクリプトは、簡単にするために、判定に関して以下の制限があります。
- 拡張子「.html」「.shtml」「.htm」「.shtm」のリソースのみをチェックしております。
警告。
このスクリプトは、あくまでもローカル側で起動するためのものです。
サーヴァ側に設置して起動する事は推奨致しません。
- ファイル数が多いとそれだけでサーヴァに負荷が掛かります。
- 特にCGIなどで利用する場合、複数人が同時にアクセスするとサーヴァに致命的な負荷が掛かる恐れがあります。
尚、サーヴァサイドで利用した結果、サーヴァが障害を来たしても制作者は一切責任を負いません。
安易RSS生成スクリプトの使い方。
- 以下、ウィンドウズで安易RSS生成スクリプトを利用する事を仮定しております。
ご注意。
このスクリプトはHTML文書にタグを埋め込みます。
すなわち、文書を書き換えます。
従いまして、万が一に備えて事前にHTML文書を収納したフォルダを別のフォルダにコピーしておく等バックアップを取る事を強く推奨します(特に初めてご利用になる場合)。
安易RSS生成スクリプトの使い方の手順。
初めて使うとき。
- まず、更新時刻をHTML文書に埋め込むスクリプトを取得して、RSSを生成したいサイトのデータを納めているフォルダにコピーします。
- エクスプローラから更新時刻をHTML文書に埋め込むスクリプトを起動します。
-
HTML文書に以下の<meta>要素タグが埋め込まれている事、HTML文書にそれ以外の改変(破壊)が無い事を確かめて下さい。
<meta name="ctm" content="数字の列" />
尚、上記の<meta>要素タグは以下の順に従って埋め込まれます。
- <head>要素開始タグがある場合…<head>要素開始タグの次の次の行に入ります。
- <html>要素開始タグがある場合…<html>要素開始タグの次の次の行に入ります。
- 文書型宣言がある場合…文書型宣言の次の行に入ります。
- その他の場合…HTML文書の冒頭に入ります。
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続いて、
のいずれかを取得して、必要な設定を行います。
$descOfSite
- コンテンツ全体の説明文。
$titleOfSite
- コンテンツの題名。
$base_uri
- コンテンツの収録ディレクトリへのURI(
http://www.hoge.hoge/user/
など)。
$home_uri
- コンテンツのトップページへのURI(
http://www.hoge.hoge/user/index.html
など)。
$stylesheets
-
XSLスタイルシートを用いる場合は、スタイルシートへのURLをhref属性の値とします。
XSLスタイルシートを利用しない場合は、右辺は空文字列にして下さい。
$rss_relPath
- 出力したいRSSのファイル名を指定します。
$original_encoding
-
元のHTML文書の文字コードを指定します。
- すなわち、複数の文字コードが混在していてはいけません。
$MAX_ITEMS
- RSSでの最大項目数。必ず正の数を指定して下さい。
- エクスプローラからPerl 5.8以降用のRSS生成スクリプトまたはJcode.pm併用のRSS生成スクリプトを起動します。
- RSSが生成されますので、エクスプローラから開いてみて下さい。
二度目以降。
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RSSに反映させたい更新を行う場合は、以下の<meta>要素タグを編集前に除去します。
<meta name="ctm" content="数字の列" />
逆に誤字の修正など、RSSに反映させたくない更新を行う場合は、この<meta>要素タグを除去しないで下さい。
- 全ての更新作業が終わったら、まず更新時刻をHTML文書に埋め込むスクリプトをエクスプローラから起動します。更新時刻をHTML文書に埋め込むスクリプトは上記の<meta>要素タグが埋め込まれていないHTMLだけに、更新時刻の情報を新たに埋め込みます。
- 最後にPerl 5.8以降用のRSS生成スクリプトまたはJcode.pm併用のRSS生成スクリプトを起動するとRSSが更新されます。
あとがき。
実は制作者は、更新時刻をHTML文書に埋め込むスクリプトには更にXHTML文書用に整形式なXMLであるかどうかを検証する機能も組み込んで利用しております。
今回の公開ではその機能は除去しておりますが、機会があればそれも公開したいと思います。
安易RSS生成スクリプトの取得。