しらぎくモバイルシステムをお使いの方が、サーヴァを移転する際に安全に移転するための方法をご案内します。
尚、この方法は第2.537版(平成17年 1月24日)以降をお使いの方に有効です。これより前のヴァージョンをお使いの方は、旧サーヴァ・新サーヴァとも最新ヴァージョンにアップデートしてからお手続き下さい。
運用しているドメインをご自身でお持ちの場合、サーヴァ移転後も同じURLで運用する事が出来ます。
そのためには、以下のような手続きを執って下さい。
具体的には以下のようになります。
基本的には移転元に設置していたものを全てコピーする事になります。
新サーヴァに設置する際に、「KConfig.pl」の設定はドメイン浸透までの間用いる仮のURLで設定します。
移転元サーヴァに設置しているしらぎくモバイルシステムの「KConfig.pl」の末尾の「}
」の直前に、以下の一行を追加して移転元サーヴァに設置して下さい。
$relocatedTo='http://
移転先の仮URL';
移転先の仮URLは移転先に設置したしらぎくモバイルシステム内の「k.cgi」へのURLとなります。
この手続きが完了した時点で、仮URLへのリダイレクトが自動的に行われるようになります。
正規のURLをPC向けブラウザに入力して、仮URLの当該ページに転送される事を確かめて下さい。
また、検索エンジンのクローラには、仮URLへの一時移転を通知するようになります。
ドメイン管理会社にも依りますが、ドメインをご自身でお持ちの場合はご自身でDNS情報を変更出来るでしょう。
変更後、三日くらいでDNS情報がインターネット全体に行き渡るようになります。
ドメインのDNS情報を書き換えて三日くらい経過すると、ドメインはほぼ完全に移転先へのアクセスに使えるようになります。
そこで、移転先サーヴァのしらぎくモバイルシステムの「KConfig.pl」を再度設定します。
具体的にはURLの設定を正規のドメインを用いたものに書換え、さらに変数「$temp_domain
」の定義を以下のように変更します。
$temp_domain='
仮URLに用いたドメイン';
http://www.domain.ne.jp/…/
」なら、「domain.ne.jp
」とします)。$temp_domain
」の定義が無い場合は「KConfig.pl」内の末尾の「}
」の直前に上記の式を追加して下さい。この設定が完了すると、仮URLでアクセスした場合も正規URLに振り替えられます。
仮URLをPC向けブラウザに入力して、正規のURLに転送される事を確かめて下さい。
仮URLをPC向けブラウザに入力して、正規のURLに転送されない場合はDNS情報がまだ浸透していないと考えられます。
この場合は直ちにバックアップしておいた「KConfig.pl」に戻して、数日経った後で再度設定し直して下さい。
以上の手続きが正常に行われた場合、移転元の旧サーヴァは完全に不要となります。
解約・サーヴァ停止などの手続きをして下さい。
ドメインをご自身でお持ちで無い場合、新サーヴァの制約などでドメインが使えない場合などはURLの変更が必要になります。
そのためには、以下のような手続きを執って下さい。
具体的には以下のようになります。
基本的には移転元に設置していたものを全てコピーする事になります。
新サーヴァに設置する際に、「KConfig.pl」の設定は移転先の新しいURLで設定します。
移転元サーヴァに設置しているしらぎくモバイルシステムの「KConfig.pl」の末尾の「}
」の直前に、以下の二行を追加して移転元サーヴァに設置して下さい。
$relocatedTo='http://
移転先のURL';
$relocatedMode=1;
移転先のURLは移転先に設置したしらぎくモバイルシステム内の「k.cgi」へのURLとなります。
この手続きが完了した時点で、新URLへのリダイレクトが自動的に行われるようになります。
旧URLをPC向けブラウザに入力して、新URLの当該ページに転送される事を確かめて下さい。
また、検索エンジンのクローラには、旧URLでクロールして来た際に新URLへの移転を通知するようになります。
尚、旧URLからの転送期間は出来るだけ長期に設定しておく事をお勧めします。