しらぎくイメージチェンジャ・運用マニュアル。

Perl 5用画像変換スクリプト・しらぎくイメージチェンジャについて、簡単に説明させていただきます。

目次。

概要。

しらぎくイメージチェンジャは、Perl 5で利用出来る画像変換スクリプトです。

予め指定しておいたウェブ上のGIF画像または任意のローカルのGIF画像を、PNG画像またはビットマップ画像に変換するスクリプトです。

主に以下のような使い方が出来ます。

スクリプトの内容。

メインスクリプト。

メインとなるのは以下のものです。

changer.cgi
ウェブ上の任意のGIF画像を読み込んで、そのまま出力するか、PNG画像またはビットマップ画像に変換するスクリプトです。

下請スクリプト。

上記のメインスクリプトを実行するのに必要な下請スクリプトは以下の通りです。

Deflate.pl

PNG画像の生成に欠かせない、デフレート圧縮スクリプトです。

putBMP.pl
ビットマップ画像を生成するスクリプトです。
putPNG.pl

PNG画像を生成するスクリプトです。

decodeGIF.pl
GIF画像を展開するスクリプトです。

実際にご利用になるには。

  1. まず「changer.cgi」の冒頭のPerl処理系へのパスを適宜設定して下さい。
  2. 続いて、同スクリプトに対して設定を行います。

    1. まず、同スクリプトの始めにある「$url=(」と「);」の間に処理対象となるGIF画像へのURLを記述します。

      • ローカル画像のみを用いる場合は括弧の中を空にして下さい。こうする事で第三者が不正に利用出来なくなります。
      • URLは必ず「'」と「',」で囲んで下さい。
      • URLは複数指定出来ます。複数指定した場合、番号で変換したい画像を指定出来るようになります。

        • 番号は一番初めに書いたものが「0」となり、以下「1」「2」…となります。
    2. 続いて、スクリプトの始めにある「$local_path='';」に、対象となる最上位のローカル画像収納ディレクトリへの相対パスを記述して下さい。

      • パスはCGI設置ディレクトリからの相対パスを指定します。
      • 指定無き場合はCHI設置ディレクトリが最上位ディレクトリとなります。
      • ここで指定したディレクトリより上位ディレクトリにある画像を指定する事は出来ません。
    3. 最後に、ローカル画像の拡張子を「$local_ext='…';」にて指定します。

      • 大文字小文字を問いますので注意して下さい。
    4. この他、端末による自動判別が必要な場合は「$auto_select=0;」を「$auto_select=1;」に変更して下さい。

      • $auto_select=1;」に設定した場合、パラメータで画像形式を指定することが出来なくなります
  3. 全スクリプト(「changer.cgi」及び拡張子が「.pl」となっているファイル)をサーヴァの同一ディレクトリにアスキィモードで設置します。
  4. 設置したスクリプトのパーミッションを適切に設定します。

    changer.cgi
    「700」で動かない場合は「705」「755」の順で試して下さい。
    その他
    「600」で動かない場合は「604」「644」の順で試して下さい。
  5. 実際の呼び出し方は以下の通りになります(HTML 3.2/4.01の場合)。

    ウェブ画像を呼出す場合。
    <img alt="代替文字列" width="横幅" height="高さ" src="http://CGIのURL?m=形式;n=番号">
    • 番号を指定しなかった場合(「;n=」以降を省略した場合)、指定した番号が正しくない場合はいずれも「0」(「@url=(」以降一番初めに記載されたURL)が選択されます。
    ローカル画像を呼出す場合。
    <img alt="代替文字列" width="横幅" height="高さ" src="http://CGIのURL?m=形式;a=ローカル画像へのパス">
    • ローカル画像へのパスは予め指定しているパス基準のもので、指定されたディレクトリより上位を指定することは出来ません

エラーとなる場合。


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