フラッシュ対応携帯電話判別スクリプト。

端末を判別して、

それぞれ配信するスクリプトです。

フラッシュ対応携帯電話判別スクリプト・目次。

更新状況。

平成18年12月17日
エヌ・ティ・ティ・ドコモのフラッシュ対応端末ではフラッシュを非表示とする設定の際にユーザエージェント文字列が変更される事から、これを元にこの設定では非対応扱いとして代替コンテンツを配信出来るようにしました。

本スクリプトについて。

最近では携帯電話でもフラッシュプレーヤを実装していて、コンテンツにフラッシュを入れられるようになりました。

特にフラッシュを独立したコンテンツとして表示するインタラクティヴ表示モードでは、細かな操作が可能になり、ちょっとしたアプリ代わりにもなります。

しかしながら、フラッシュに対応していない端末もまだ多々あります。

そこで、インタラクティヴなフラッシュをコンテンツとして利用する場合、まずフラッシュに対応しているかどうかを判断し、

それぞれ配信出来るようにするのが現実的な対応と言えます。

このスクリプトは、その目的で作られております。

原理。(平成18年12月17日)

このスクリプトは以下のようなケースで利用されます。

この目的のため、以下の流れに沿ってコンテンツの振分けを行います。

  1. 先ず、ドコモ以外の携帯電話では、HTTPでの要求時にACCEPTフィールドに対応可能なMIMEタイプ一覧が送付されます。

    フラッシュに対応している端末であれば、この中に「application/x-shockwave-flash」が含まれています。

  2. 一方ドコモでは、ACCEPTフィールドを全く送ってこないため、ユーザエージェント文字列で機種判断するしかありません。

    具体的には、以下のようになります。

    尚、いずれの場合にもユーザエージェント文字列に/TC/(ムーバ)または;TC;(フォーマ)が含まれている場合は画像非表示の設定となり、この設定上ではフラッシュも非表示になります。このため、この設定の場合は、機種判別するまでも無く非対応と見なします。(平成18年12月17日)

  3. この結果、

    それぞれ配信するようにします。

使い方。

スクリプトの設置。

  1. 当該スクリプトを取得して、CGIとして分かり易いファイル名にリネームします(例えば「f.cgi」など)。
  2. 続いて、一行目のパスをサーヴァに合わせて修正します。
  3. サーヴァで指定された適切なディレクトリ内の適切なファイル名にしてアスキィモード(テキストモード)で設置します。
  4. パーミッションは「700」推奨。動かない場合に限り「701」「705」「711」「715」「751」「755」の順で試して下さい。

ウェブでの準備。

  1. 先ず、コンテンツとして公開したいインタラクティヴなフラッシュと、フラッシュが使えない環境向けの代替コンテンツとなるHTML文書等を用意します。
  2. 続いて、当該コンテンツを開くアンカーとなる<a>要素について、href属性の値を以下のように記述します。

    http:// (CGIのURI) ?f=フラッシュのURI;a=代替コンテンツのURI

利用例。

<ul>
    <li><a href="設置CGIのURL?f=www.hoge.net/user/flash.swf;a=www.hoge.net/user/alternate.html">いらっしゃいませ!</a></li>
    </ul>

上記の場合、

それぞれ配信します。

スクリプトの取得。


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