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KDDI端末の新しいユーザエージェント。
KDDIは平成18年10月27日に、新端末向けのユーザエージェントとして『オープンウェーブ・モバイルブラウザ・マーキュリーエディション』を採用すると発表しました。
オープンウェーブ社では既にモバイルブラウザをヴァージョン 7まで開発しておりますが、初代端末で採用していたHDMLに対応していないせいか、未だにヴァージョン 6.2.0となっております。
- オープンウェーブ社の資料に依れば、ヴァージョン 6.2.3以降でHDMLのサポートが外されております。
- ヴァージョン 7はソフトバンクの一部端末に採用されております。
マーキュリーエディションもHDMLのサポートは無いようで、HDML世代の資産(まだ旧ツーカーで見られる旧世代機やHDMLで書かれているEZウェブ向けコンテンツなど)にどう対応するかなど、気になるところではあります。
- KDDIに対して、オープンウェーブ社がHDMLからWML/XHTMLに変換する機能を提供するなども考えられます。実際、平成13年 7月には当時非対応だったHTMLをHDMLに変換する機能をKDDIと旧ツーカーに提供しました。
- 蛇足ですが、EZウェブの初代ユーザエージェントだったのユー・ピー・ブラウザ 3.1〜3.2では、ネイティヴでないもののWML 1.1をサポートしており、しかもWMLなら最新のモバイル向けユーザエージェントでも問題無く処理出来ます。そのような訳で、ネイティヴで無いとは言え何故HDMLではなくWMLを普及させなかったのかと言う気も今更ながらします。
また、新ブラウザではECMA スクリプト(JAVA スクリプト)もサポートされますが、これを活用したコンテンツが作れればと思います。
- 勿論、現世代までの端末との後方互換性は守るのが大前提です。